2010年09月15日

伝言ゲーム

突破塾の練習は、かなり特殊なのかもしれない。
もちろん我々はそうは思ってはいないのだけれど、2時間の練習で1時間以上はリフテングとボールコントロールをひたすらやり込む。

2時間で5000回以上のボールタッチをするので、ボールを使わないアップはしないし、ゲーム形式もほとんどない。
ただし、1対2や2対3、時には3対5といった、攻撃側が数的不利の状況でのドリブルとショートパスの練習をすることがあり、それは「ボール扱いが上手い」というだけでなく、「実戦で使える」ということが大前提だからである。

この練習方法は、全国各地で「技術系」と言われるチームから直接学んできたメッソド(方法)であり、本や人づてでのものではない。

とはいえ、総本山の日本サッカー協会の指導方法をなえがしろにしているつもりはないし、昔は伝達会等の出席もした。

只、伝達会等の出席をした時に感じたのは、これだけ大きな組織となると、一番最初に「伝える人」の講習が、多くの人を伝わってくるあいだに、多くの人のフィルターがかかってしまい、我々のところに届く頃には、伝達の「最初の人の思い」とは随分と変わってしまっているのではないかということであった。

「佐藤さんが犬にかまれて、逃げ回った」と最初につたえたのが、最後の人には「山田さんは、猫を噛んで走って逃げた」と伝わる、いわゆる伝言ゲームのようになってしまっていないかということである。

サッカーに「魔法の練習方法」やネットのキャッチコピー「10日間であなたもドリブラー」なんて方法も存在しないと思うし、そこにあるのは「たゆまぬ努力」と「日々精進」であり、そこに指導者の「忍耐」もつけ加えられるかもしれません。

さて、ドリブル突破塾ではこのコンセプトに沿って、「ボールを持つことにストレスを感じない選手」「テクニックには頼るが、スピードには頼らない」の育成と、新潟からもJリーガや日本代表を輩出したいということだけは確かだということで、それを笑う人は多いかもしれないけれど、笑っているあいだは、一歩も前に進んでいないということでもあろう。

posted by ドリドリ at 00:08| 新潟 ☀| ドリブル突破塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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