2010年07月21日

勝負師は語る

「いままで一番凄いと思った馬はなんですか?」

 真夏の新潟競馬開催がはじまった。

先日、あるつてで新潟開催に来ていた、以前中央競馬ジョッキーで現在は調教助手のF氏と会食の機会を得ました。

現役時代のF氏はもちろん多くの馬に騎乗し、そして現在も調教助手として馬に関わっていらっしゃるので、面白い話や、なるほどというお話しを沢山お聞き出来たので、少しご披露したいと思います。

その前に、競馬のシステムを紹介しておきましょう。

競馬をしない方でも、有馬記念・天皇賞・ダービーなんて名前を聞いたことがあると思います。
このようなレースにはどんな馬でも出走(参加)できるわけではなく、多くのレースに参加して、勝ち抜いていった馬だけが参加出来るわけです。

簡単に言うと、1勝すると500万クラス、2勝すると1000万クラス、3勝で準オープン、その上がオープンクラスとなり、オープンクラスでも、G3・G2・G1という出走出来るレースが決まってきます。

ですから有馬記念・天皇賞・ダービーなんていうレースは勝ち抜いてきた、横綱だけが集まってくるレースということで、サッカーでいえばワールドカップみたいなものなのです。

そんな中で、ほとんどの馬は一勝も出来ず、いわゆる未勝利として引退していくのです。

サッカーで言えば、一番トップが世界の檜舞台にでていく選手、そして国内のトップJリーガー、J2、JFL、地域リーグ等々と似ているかも知れませんね。

私:「一概には言えないと思いますけれど、どんな馬がG1クラスになるのですか?、血統ですか?能力ですか?それとも鍛錬でしょうか?」

F氏:「すべての総合力だと思いますけれど、一番は気持ちだと思います」

私:「気持ちですか?馬に気持ちがあるんですか?」

F氏:「馬は利口です。そして、勝ちたい!という馬が最後は出世していくことが多いですね」

サンデーサイレンスという種牡馬がいたのですが、彼の子どもは気性が激しい子どもが多かったそうです。
しかし、それがレースでは良い方向にでることが多く、サンデーサイレンスは長い間リーデングサイアー(父親として勝ち馬を一番出している)として君臨していました。

私:「トレーニングで成長して印象に残る馬はいますか?」
F氏:「ミホノブルボンでしょうかね。」
K氏:「実際にブルボンをみたけれど、凄い前胸の筋肉と賢さと、他の馬とはまったく違うオーラがでてましたね」

馬と子ども達とを一緒にしては申し訳ないのですが、現在馬たちを育成をしている、調教助手Fの話は参考になる話がまだまだありましたけれど、それはまた後日にでも。

さて、最初の質問の答えです。

「一番凄かった馬は、デイープインパクトですね」

追伸
「馬はゴール板知っているのか?」
馬は自分が走り、ゴールする場所を知っていると思いますか?

これについては、天才ジョッキー武豊と稀代のジョッキー岡部幸夫で意見が違っているそうです。
いつかこの話も書きたいと思います。


posted by ドリドリ at 11:06| 新潟 | ドリブル突破塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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